二度目の起業:絵画ビジネスとの出会い
ファッションへの情熱と東京への夢
熊本県出身の私は、高校卒業後、洋服が好きだったことと東京への憧れを胸に上京し、ファッションの専門学校で学びました。卒業後、21歳から51歳までの30年間をアパレル業界で駆け抜けました。デザイナーズブランドに企画として就職し、その後も商社やコレクションブランドへとキャリアアップを目指して転職を繰り返しました。
当時の私は、「自分は人より仕事を頑張っているし、能力もある」と、若者にありがちな大きな勘違いをしていました。
初めての起業と大きな挫折
その自信と根拠のない過信を胸に、35歳で初めて独立。アパレルブランドを展開する会社を立ち上げましたが、今思えば経営戦略もマーケティング力も浅はかで、リーマンショックが追い打ちをかけ、8年の経営の末に倒産。自己破産と離婚を経験し、人生で最も苦しい時期を迎えました。打ちのめされていた私を救ったのは、取引先からの誘いで、一社員として再スタートを切ったことです。
▪️ 再起をかけた二度目の起業
その後、さまざまな縁とタイミングが重なり、45歳で二度目の起業 を決意。一度目の失敗を教訓に、リスクを最小限に抑えたアパレル 生産会社として始めたことで、初年度から利益を出すことに成功しました。その頃、プライベートでも新たな出会いがあり再婚し、子供も授かっていました。公私共に順調でしたが、ふと「本当にやりたい仕事はこれなのか?」と自問するようになります。クリエイティブな仕事に憧れてアパレル業界に入ったのに、単なる製造業の下請けをしている現実に満足できなかったのです。生活は安定して いましたが、その疑問が消えず、1年後に会社をバイアウトし、クラウドナインを設立しました。
▪️ 迷走期と二度目のどん底
明確な目的があったわけではなく、「やりがい」を求めての起業でした。しかしながら、30年間のアパレル業界での経験は他の分野では通用せず、新しい事業を探るも全くうまくいきません。全てが一からのスタートで、知識も人脈もない状態に気付き、3年間の迷走を続けました。借金だけが増え、生活費を補填するための借入と、未来への不安に押しつぶされそうな毎日──まさに人生で二度目の どん底でした。
▪️ 運命の出会いと新たな挑戦
そんな時、ある方の紹介で、もとのりゆき画伯と出会います。彼は手塚治虫さんから特殊な力を授かり、その力を絵画に込めて奇跡を起こしているというのです。例えば、横綱の照ノ富士が膝の怪我で幕下に降格した後、もと画伯に未来の姿を描いてもらい、2年後に見事横綱へ返り咲いたという話など、驚きのエピソードをいくつも聞きました。画伯は世の中の役に立ちたいと願いから、ちょうどマネージャーを探している時期だったのです。 とはいえ、最初は到底信じきれないまま、知り合いなどを辿って、 絵を売ってみることにしました。絵の効果を確信できたのは、しばらく経ってからのことです。
最初に絵を売った女性の方から、「絵で描いてもらった状況にだいぶ近づいたから、2枚目を描いてほしい」というご連絡を頂きました。そこから、過去に絵を販売した方々にも話を聞いてみたところ、スピードの差こそあれ、皆さんが絵に描かれた未来に着実に近づいていることがわかりました。「これは本物だ」私の中で、確信が生まれた瞬間でした。
▪️ 現在と未来への展望
それから4年が過ぎ、約200人のお客様に絵をお届けし、多くの方々の自己実現に貢献してきました。今では画家も3人に増え、特殊なセッションとそこから生まれる絵画の力で、さらなる未来を描いています。
人生のアンカーとなるオーダーメイド絵画
▪️ 人生を変えるアート、理想を形にするセッション
私たちは、特殊なセッションと一流の画家によるオーダーメイドの絵画を通じて、お客様の人生の目的達成をサポートするアートを提供しています。
▪️ セッションから始まる自己実現のプロセス
セッションでは、お客様のこれまでの人生や、これからどうなりたいか、どのような自己実現を果たしたいかをじっくりお伺いします。そのお話から人生の理念や目的を導き出し、浮かび上がるイメージを基に、世界で一つだけのオリジナル絵画を制作します。
▪️ 人生のアンカーとなる絵画
私たちが描くのは、人生の理想のイメージです。それをビジュアルとして固定化することで、絵画が「アンカー」の役割を果たします。日々その絵を目にすることで、何度でも理想のイメージに戻ることができます。 脳科学の観点からも、意識的な集中を通じてニューロンが発達し、潜在意識の内容が変化することが分かっています。潜在意識が変わることで、人脈や情報の質が高まり、その結果として新たな行動が生まれ、理想の人生へと向かう道筋が見えてくるのです。
これまでの制作実績一覧
「理想のあり方」を見つける成功引き寄せ
人生の目的を達成するための方法には、大きく分けて2つあると考えています。それは「やり方」と「あり方」です。
一見すると、「やり方」を学び、その通りに遂行する方が早く目標を達成できるように思えるかもしれません。私自身、二度目の起業後に3年近く迷走していた頃、早くその状況から抜け出したくて、様々なビジネスセミナーに通い「やり方」を学ぼうと必死でした。
しかし、その後、理想のイメージを絵画で提供する仕事を続けていく中で、「あり方」の重要性に気付かされました。「あり方」とは、理想のイメージに意識を集中させ、その状態を心に確立し、実際にその姿になったつもりで行動することです。このイメージが心の中にしっかりと根付いていれば、「やり方」は自然と必要なタイミングで情報として入ってきます。そして、「やり方」を学ぶよりも、楽に、そして自然な形で目標に向かうことができるのです。
現在、私たちは絵画をアンカーとして用い、その方の理想のイメージを提供しています。この取り組みを通じて、私は「新たな成功哲学」を体系化し、多くの方に広めていきたいと考えています。それは、ただ技術や知識を提供するだけでなく、「理想のあり方」を見つけ、行動に移すことで自然に成功を引き寄せる哲学です。
未来に向けて、この哲学を多くの人に届けることで、一人ひとりが理想を実現し、自分らしい成功を手に入れるサポートをしていきたいと思っています。
その為には以下の様な方々とも繋がりたいと考えています。
<顧客>
自己の実現や目標達成に向けたパワーを求める方、人生に新たな可能性を切り開きたい方 企業理念などをアートで表現したい経営者
<提携先>
アート作品の海外販売ルートをお持ちの方 ラグジュアリーブランド、高級ホテルなどへのアート作品販売ルートをお持ちの方
村中 祐一さん
村中 祐一さんのプロフィール
大手アパレル企業に入社後、商社のファッションアドバイザーやコレクションブランドのMDを経験。その後、(有)プリームスを設立し、大手百貨店やセレクトショップに自社ブランドを展開。また、(株)コーケンインターナショナル設立後は海外OEM事業を手掛けました。51歳で会社をバイアウトし、新たに(株)クラウドナインを設立。現在は、オーダーメイドアートを通じて自己実現をサポートする事業を展開しています。
出身地:熊本県熊本市
出身学校:文化服装学院
会社ウェブサイト:https://cloudnine-art.com/
Instagram URL :https://www.instagram.com/cloudnine.art.philosophy/