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スタートアップ起業家

衣笠 匠氏 – 株式会社HAKUBI / 社長の右腕として、経営企画の丸ごと代行事業 /

株式会社HAKUBI

株式会社HAKUBIでは、中小企業診断士として「経営企画の丸ごと代行」をコアサービスとしています。

事業は以下の3つがメインとなります。
① 新規事業の立ち上げ支援
② 人事評価制度の設計・定着支援
③ AIエージェントを活用した業務効率化

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―― これまでのキャリアの歩みと、現在の事業に至った経緯を教えてください。

■「鼻高々」から、鼻を折られた日

 大学卒業後、株式会社ヤクルト本社に入社。営業部門でキャリアをスタートさせた私は、入社4年目という最若手で経営企画部門への異動を打診されました。「自分は選ばれた存在だ」という根拠のない自信がありました。しかし、現実はもちろんそう甘くありませんでした。経営に関する知識はほぼゼロ。役員とのコミュニケーションも噛み合わず、次々と課題を突きつけられる日々が続きました。あれほど誇らしかった異動が、あっという間に自分の無力さを思い知らされる場に変わっていったのです。

■年間100回のセミナーで「社外の目」を養う

 このままでは終われない。そう決意した私は、社外のセミナーへ積極的に参加するようになりました。年間にして約100回。経営戦略・財務・マーケティング・組織論など多分野のセミナーに足を運び続けることで、経営を多角的に見る視点、そして「社内の常識が社会の常識ではない」という気づきを得ていきました。同時に、若手経営者交流会への参加を通じて、大学から大手企業へと歩んできた自分の「着実だが停滞していた個人としての能力」が、いかに外の世界から遅れをとっているかを痛感しました。焦りは徐々に、原動力へと変わっていきました。

■尊敬する上司との出会いが、人生の方向を変えた

 転機となったのは、一人の上司との出会いでした。その方は中小企業診断士とMBAを取得しており、数字と現場、両方の言語を自在に操りながら経営課題を解いていました。その仕事ぶりと人間としての器に、強烈に惹かれました。「自分もこうなりたい」。その思いが、独立診断士というキャリアパスへの関心へとつながりました。大企業という安定したフィールドでの成長に限界を感じ、より広く・深く自分を高められる場所を求めて、経営コンサルティングファーム株式会社HAKUBIを設立。「社長の右腕として、中小企業の経営を変える」という使命を胸に、新たなスタートを切りました。

―― 現在の事業の取り組みについて教えてください。

「社長の右腕」として、経営企画を丸ごと代行する

株式会社HAKUBIでは、中小企業診断士として「経営企画の丸ごと代行」をコアサービスとしています。提案書を渡して終わりではなく、社長と共に現場に入り込み、決める・動かす・回すという一連のプロセスを一貫して担います。専任の経営企画担当を置けない中小企業に対し、必要な機能をそのまま外部から補完する「外部右腕」のポジションです。

① 新規事業の立ち上げ支援

「新しいことをやりたいけれど、企画できる人がいない」という悩みを抱える経営者の方と共に、アイデアの整理・事業計画の策定・料金設計・営業の立ち上げまでを伴走します。ゼロからイチを生み出す過程を現場で一緒に走ることで、机上の空論にとどまらないリアルな事業を立ち上げます。

② 人事評価制度の設計・定着支援

等級制度・評価基準・報酬設計を、現場で本当に機能する形に作り込みます。「制度を作ったのに誰も使っていない」という状態は、設計の問題ではなく浸透プロセスの欠如に起因することが多いです。制度の設計から組織への定着・自走化まで、運用フェーズまで伴走するのがHAKUBIの特長です。

③ AIエージェントを活用した業務効率化

市場分析・営業業務・レポート作成など、繰り返し業務をAIエージェントで自動化し、社員が本来の仕事に集中できる環境を構築します。ツールを導入して終わりではなく、コンサルティングと掛け合わせることで、業務自動化を経営課題の解決に直結させます。

【株式会社HAKUBIの強み5選】

① 中小企業診断士の信頼性+実務代行のスピード

 提案にとどまらず「決める・動かす・回す」を一貫対応

② 経営企画の丸ごと代行

 新規事業・人事制度・KPI設計・経営管理をワンストップで提供

③ AIエージェント×経営課題解決

 業務自動化を経営改善に直結させる設計・実装が可能

④ 戦略から現場定着まで一気通貫

 組織への浸透・自走できる仕組みづくりまで徹底伴走

⑤ 中小企業の”いない人材”をそのまま補完

 企画・人事・AI推進など専任を置けない会社に外部から機能提供

今後のビジョンについて教えてください。

【将来 ― 成し遂げたいビジョンと乗り越えるべき課題】

■「中小企業の経営を変える診断士」として、日本全国へ

私が目指すのは、「社長の右腕」として機能する経営コンサルティングの仕組みを確立し、日本中の中小企業が「戦略を持って成長できる状態」を実現することです。日本の企業数の約99%を占める中小企業には、経営企画機能・人事制度・AI活用のいずれもが未整備のまま経営を続けているケースが少なくありません。その現実を変えるために、株式会社HAKUBIは「一社でも多くの中小企業に、経営のプロフェッショナルが身近にいる環境」を作ることをミッションに掲げています。

■ AIと診断士の融合で、新しい経営支援のスタンダードをつくる

今後、特に注力したいのが、AIエージェント×経営コンサルティングという新しいサービスモデルの確立です。AIの力で繰り返し業務を自動化しながら、削減した時間とコストを「経営判断」「新規事業」「人材育成」に再投資できる仕組みを社会実装したいと思っています。単なるITツール導入ではなく、診断士の視点から経営改善と直結させるこのアプローチは、今後の中小企業支援のスタンダードになり得ると確信しています。

【ビジョン実現に向けて乗り越えるべき課題】

① 認知・ブランディングの強化

「社長の右腕」という機能の価値は、まだ多くの経営者に十分に伝わっていません。中小企業診断士やコンサルタントに対して「高い・難しい・自分には関係ない」という先入観を持つ経営者も多く、まず「こんな使い方があるのか」という認知を広げることが先決です。経営者との交流機会の拡大を通じ、ターゲット層へのリーチを着実に積み上げていく必要があります。

② 営業基盤とリファラルネットワークの構築

現状の受注は人脈・紹介が中心です。スケールアップのためには、税理士・社労士・行政書士・司法書士などの士業や、経営者コミュニティとの提携ネットワークを体系的に構築し、継続的な紹介・協業フローを確立することが急務です。「困ったときに真っ先に名前が上がる診断士」というポジションを、広範なネットワークの中で確立したいと考えています。

③  AI活用サービスの先行開発と差別化維持

AIの進化スピードは極めて速いです。常に最新のツール情報をキャッチアップし、「経営課題の解決に本当に役立つAI活用設計」を磨き続けることが求められます。技術理解と経営視点の両輪を持つ存在として、業界内でのユニークなポジションを確立していきます。


衣笠 匠さんのプロフィール

株式会社HAKUBI 代表取締役 / 中小企業診断士
株式会社ヤクルト本社にて宅配営業・経営企画・国際事業推進と幅広い部門を歴任。経営企画部では全社中長期経営計画策定や他社との業務提携プロジェクトを担い、「社長の右腕」を志して中小企業診断士・MOTを取得後、株式会社HAKUBIを設立。

趣味は多彩で、フットサルを愛し最近はフルコートでサッカーができるチームを探索中。月1回のサウナで「整う」習慣にもすっかりハマっている。音楽は邦楽ロックが特に好きで、聴くだけでなく自ら演奏も楽しむ本格派。映画好きの原点は幼少期にあり、同世代がドラえもんに夢中になる中、アーノルド・シュワルツェネッガーのアクション映画に心を奪われてた。

▼ 出身地 兵庫県神戸市北区
神戸のシベリアと呼ばれる土地で鹿やイノシシが出没します。
実家は真言宗の寺で、自身も出家済みという異色の経歴も持つ。

▼ 出身大学 関西学院大学 商学部

▼ 株式会社HAKUBI ウェブサイト
https://hakubi.co.jp/

▼ Facebook
https://www.facebook.com/takumi.kinugasa

▼ Linkedin
https://www.linkedin.com/in/匠-衣笠-305486189/

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