インドネシア人材専門の人材紹介会社設立
– 過去 : 経歴 –
弊社はインドネシア人材専門の人材紹介会社です。日本で就労を希望しているインドネシアの若者を人手不足の課題を抱える日本企業へ紹介しています。日本で働くインドネシアの方々が、日本を好きになり、幸せな生活が送れるように支援しております。私がインドネシアの首都ジャカルタにあるメディア企業で働いていた時、現地のインドネシアの人たちから、「日本へ行ってみたい」、「どうやったら日本で働けるんだ?」と、度々相談を受けていたことが、外国人材の紹介業を始めようとした動機です。2019年に日本で法改正があり、外国人労働者の就労ビザの間口が大幅に拡大されたことにより、千載一遇のチャンスだと思い、本帰国をしてこの会社を創業しました。
リクルートで飲食情報誌(ホットペッパー)の広告営業を経験していたこともあり、東京にある人手不足の課題を抱える飲食店をターゲットに営業をかけ、順調に成果を上げてきました。しかし、2020年から始まった新型コロナウィルスの影響により、海外からの渡航制限がかかります。せっかく日本で働くことが決まっていたインドネシアの人たちが来日できない事態となってしまいました。
会社の売り上げはゼロになり、なかなか渡航制限が解除されず、創業1年経たずで倒産の危機に陥りました。言うまでもなく、自分に給与を支払う余裕はなく、週に4日は建設現場の日雇いバイトで生計を立てながら、渡航制限解除の情報を待ち続ける日々を過ごしました。そんな状況でも、既に日本に在留している外国人労働者の転職需要は高かったため、バイト終わりや休みの日には、地道に本業の人材紹介業を続けていました。
そして2022年4月、渡航制限が緩和されたことにより、再び多くの外国人が日本に入国できるようになり、事業は一気に回復していきます。

コロナ禍、バイト先の建設現場で出会ったインドネシア技能実習生と撮影。スーツにネクタイを締めるより、ニッカズボンに腰袋を巻いて働いた時間の方が長かった2020年。生計を立てるために副業として始めた肉体労働が、本業への糧となるパラレルキャリアとなった。
ライフサイクル型人材サービスを展開

– 現在 : 事業内容 –
関東エリアでは、飲食店や介護施設を中心に、九州エリアでは漁業・農業などの一次産業へ人材をご紹介しております。
弊社では、日本の技能実習制度で3年間の実習経験があり、日本語が堪能で専門技術を身に着けた、即戦力となるインドネシア人材をご紹介しています。
また、日本で就労するためにのスキルと日本語の学習を提供している学校を卒業した人材もご紹介可能です。キャリアアップ支援として、日本語学習や仕事情報を提供しています。
サービス業向け、イスラム人材ユニフォーム「AYUMIYORI」を開発。
人手不足が深刻な日本で、外国人労働者の受け入れ数は年々増加傾向にあり、我々日本人の豊かな生活は、彼らによって支えられると言っても過言ではありません。 また、外国人労働者にとっても日本は就労国として人気が高く、その中にはイスラム教徒の方々も沢山います。
しかし、日本では未だイスラムに対する間違った解釈が存在し、飲食店やホテルなどのサービス業では、「接客されるとお客さんが怖がる」というイメージで、ヒジャブを被った女性が採用され難い傾向があります。
多様性を尊重するこの世の中において、この現実は日本にとって非常に勿体ない事であり、日本が好きで、日本語を頑張って勉強してきた彼女たちとの「架け橋」が必要だと考え、AYUMIYORIを作りました。 多様性の尊重でポイントとなるのは、双方の “歩み寄り” だと考えています。 その願いを込めたこのヒジャブ が、多くの「歩み寄り」になる事を願っています。






サービス業向け、イスラム人材ユニフォーム「AYUMIYORI」のサンプル。イスラム=「怖い」の先入観を払拭するために、親しみやすさを考慮したデザインでヒジャブ を制作。オーダーメイド可能。

弊社のインドネシア人スタッフ。立命館アジア太平洋大学卒。将来は地元に帰り、起業を志している。
オランダ・インドネシア・日本を繋げる
– 将来 : ビジョン –
「目指すはオランダ」
私の出身地である長崎は、遠い昔から海外諸国との交易を続けてきました。鎖国時代、オランダ東インド会社は、貿易を目的とした航海で、当時植民地にしていたインドネシアを経由し、出島があった長崎へ入ってきていました。
オランダ・インドネシア・日本は古くから交流があり、人・物・文化が入り交ざり、今でも長崎にはオランダやインドネシアから入ってきた芸術や文化が残っています。これは浪漫的要素が高いビジョンではありますが、将来的にはこの3拠点を繋げる事業を展開していきたいと考えています。
人材紹介の分野では、日本で就労経験のあるインドネシア人材を、オランダをHubとし、給与水準が高い西洋企業へ斡旋する事業をやっていきたいです。日本で就労を経験した外国人材は、「時間を守る」「整理整頓」「礼儀を正す」の3つを叩き込まれています。日本で学んだテクニカルスキルは、世界中でどこででも活かせるものだと思っています。
まずは売上最大化。海外で外国人が事業を始めるには資金が必要です。
人材紹介での売り上げを最大化するために、インドネシア人材を受け入れてくれる企業を随時募集しています。また、「外国人雇用をもっと自由に、もっと簡単に。」をテーマとした求人メディアも立ち上げたいので、システム開発が出来る人を探しています。

河上 達也さんのプロフィール
1988年生まれ。株式会社リクルート PT.Kiuplat Media (インドネシアのメディア企業)
株式会社Global Platform japan 代表取締役。
外国人材の紹介を通じ、日本における多文化共創社会の実現を目指す。
趣味 : 茶道
音楽 : Hip Hop
特技 : インドネシア語
出身 : 長崎市
大学 : 長崎外国語大学(スペイン語学科)卒
▼ 株式会社 Global Platform Japan ウェブサイト
https://gpj-corp-jp.studio.site/
▼ Instagram ( 河上 達也さん個人)@snghidup
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