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岡本 翔氏 – 株式会社 RASHISA 「虐待サバイバーの強みを活かしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス」

– 過去 : 経歴 –

私は広島県で生まれ、高校時代に実業家の自伝『毎日が冒険』を読んだことをきっかけに起業家を志しました。福岡県の大学に進学し、大学3年生の時に株式会社RASHISAを設立。創業当初は、学生と社会人が出会い、仕事やキャリアについて考える場を提供する就活支援事業を展開していました。

しかし、2019年に2人の経営者との出会いが転機となりました。1人目の方からは自身の過去の経験を「宝物」と評価され、2人目の方からは「本当にやりたいことは何か」と問いかけられました。これらの対話を通じて、自身が課題意識を抱いていた、虐待問題の解決に取り組む決意を固めました。

その後、虐待サバイバーのはたらきづらさを解消するためのBPO事業を開始。虐待サバイバーの方々を自社で採用し、企業からの業務を担ってもらう形で、彼らの強みを活かした事業を運営しております。

– 現在 : 事業内容-

現在、株式会社RASHISAでは、虐待サバイバーの方々のはたらきづらさを解消するため、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しています。具体的には、架電業務の代行、営業資料やホワイトペーパーの制作など、多岐にわたる業務を企業から受託し、虐待サバイバーの方々に担当してもらっています。

また、虐待サバイバーの方々が安心してはたらける環境を整えるため、匿名の目安箱の設置や、隔週での自由な面談時間の確保など、言いやすい環境を仕組み化しています。

さらに、2週間に1回の心身の健康状態を測る調査や、四半期に1回のWell-being調査を実施し、定量的に従業員の状態を把握。これにより、業務量の調整やコミュニケーションの改善を図り、はたらきやすい環境づくりを推進しています。

– 将来 : ビジョン –

私の目標は、虐待サバイバーのはたらきづらさを緩和し、彼らが社会で活躍できる環境を整えることです。そのために、法整備の推進、虐待問題の認知度向上、企業の理解促進に取り組んでいます。虐待サバイバー一人ひとりが持つ異なる背景や特性を理解し、彼らが能力を発揮できる場を提供することで、日本の労働人口不足の解決にも寄与できると考えています。

将来ビジョンを実現するためには、虐待サバイバーの雇用創出に理解と協力をいただける企業や団体との連携が不可欠です。また、福祉や心理学の専門家、法整備に関わる政策立案者、そして同じ志を持つNPOやNGOとも連携し、総合的な支援体制を築きたいと考えています。

さらに、虐待サバイバー自身とも積極的にコミュニケーションを取り、彼らのニーズを直接把握することで、より効果的な支援を提供していきたいです。

広島県生まれ。福岡県の大学在学中に株式会社RASHISAを設立し、就活支援事業を展開。2019年、虐待問題の解決を使命とし、虐待サバイバーの雇用創出を目的としたBPOサービスを開始。営業代行や資料制作代行などを行い、虐待サバイバー総活躍時代を目指している。趣味は読書とバスケットボールとサウナ・銭湯巡り


岡本 翔氏
株式会社 RASHISA 代表取締役社長
出身地:広島県
出身大学:福岡県内の大学

▼ 株式会社 RASHISA ウェブサイト
https://rashisa123.com/

▼ Facebook(岡本 翔さん個人)
https://www.facebook.com/okasho777

▼YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%87%E3%83%BC%E8%99%90%E5%BE%85%E3%82%B5%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E9%9D%A9%E5%91%BDTV

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