好きな事で生計を立てていける世の中に
現在、一輪車の普及活動を行っております。 一輪車競技は、「プロ」という明確な道がなく、一輪車のみで生計を立てていくことができません。 だからこそ、「好きなことで生計を立てていける世の中」にしていきたいと思っています。
アメリカ God Talent、フランス、ドバイ、スペインで演技
私は元々運動神経が良い方ではなくて、小学生の頃はみんながすぐにできる技もなかなかできず、走り込みもいつも最下位。でも、一輪車に乗るのが楽しくて、すぐに出来なくても、練習を繰り返して徐々にできるようになっていくことが嬉しくて、ここまで続けてきました。 ここまで続けてこれたのも、献身的にサポートしてくれた母や、私の努力を認めてくれる監督さんの存在があったからだと思います。
高校1年生の時に初めて全日本大会に出場し、2022年に、周りの方々にたくさん支えていただいて、ペア総合優勝をいただくことができました。 そしてその後、「Unicircle Flow」というグループに所属させていただけることになり、America’s God Talentに出場させていただいたり、海外のサーカスでパフォーマンスさせていただいたりと、数年前の自分が決して想像出来ないような貴重な経験をたくさんさせていただきました。
だからこそ、なかなかうまく行かなくても、コツコツ続けていけば努力が報われることがあるんだ、と少しでも希望を持てて、一輪車を続けてくれる人が増えたらいいなと思っています。
一輪車のエンタメ性でイベントを盛り上げたい
一輪車は、フィギュアスケートのように、曲に合わせて回ったり足を上げたりする「演技部門」と、陸上競技場でスピードを競う「レース部門」、フルマラソンやハーフマラソンを走る「マラソン部門」があります。
また、一輪車は年齢問わず、そして体格関係なく楽しめるスポーツです。 実際、一輪車を始めた小学生のお父さんが、一輪車を始めて、マラソン大会に出場することもあります。
このように、自分のタイプに合わせて部門を選べること、そして親子でも楽しめることが、一輪車の魅力だと思います。 ショッピングモールなどでのイベントにおける演技披露なども可能なので、エンタメとしての魅力もあります。
小さなスペースで演技が可能となりますので、是非、イベント等で一輪車の演技披露で招待いただければと思います。
メディア発信:一輪車をオリンピック競技に
現状、一輪車が普及していないのは、 一輪車を置いていない保育園、幼稚園が増加していること、クラブチームが少ないこと、指導者高齢化していること、そして「プロ」という道がないこと、世界大会は実費で賞金もないこと、体育館の使用許可がおりにくいことなど、様々な課題・問題があるからだと思っています。
だから私はこの現状を変えて、もっと多くの人が一輪車を気軽に始められて、そしてその始めた子が長く続けていけるような仕組みを作り、その先で、一輪車をオリンピック競技にしたいと思っています。
そのためにはまず、一輪車競技の存在をより多くの方に認知していただくことが大切だと思っています。 SNSやメディアを通じて、多くの方に一輪車の魅力が伝わるよう発信していけば、競技人口が増え、好きなことを続けることを諦める必要がない世の中に近づいていくのではないかなと思います。
山下美晴さん
山下美晴さんのプロフィール
Unicircle Flowの一員として、America`s God Talentに出場しました。フランスやドバイ、スペインにおいて、サーカスやイベントに出演しました。
出身 :千葉県
大学: 青山学院大学卒
TikTok : https://www.tiktok.com/@miharunicycle?_t=8nGcgHmz9cn&_r=1
インスタグラム : https://www.instagram.com/miharunicycle?igsh=NWwxZHQ1ZG55aWsx