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社長の華. BEAUTY

中三川恵美氏 有限会社Arknet「何十年咲き続ける”枯れない花” で永遠の想い出を」

花が好きだった幼少期からフラワーショップ開業

✅ 幼少期はどの様なお子さんでしたか?

栃木県宇都宮市生まれで3人兄弟の長女として育ちました。物心ついた時から花が好きで、暗くなるまで花の種を蒔いていたり、お年玉で買った花を先生の机の上に飾っていました。また中学生くらいからヨガとかに目覚めたり神秘的なもの綺麗なものが好きでして、その頃から自己実現するには自分の好きなことをしたいと漠然と思う様になりました。将来の夢として花屋にはなりたい願望がありましたが花屋は社会的に世襲制でしたので困難でした。そこで、当時はネイリスト・美容業界の道へ進みました。

その後、結婚を機にフラワー業界にご縁があり、デパートのフラワーショップから始まり、国家資格フラワー装飾技能士2級、1級を取得し、スクール業務も始めました。当時の生徒さんは近所のパン屋さんの奥さん1人のみからのスタートでした。

1997年、バルーン&フラワーショップarkfrolaを立ち上げ、2006年有限会社Arknetを設立。ちなみにarkfrolaはお花畑で遊ぼうという意味でArknetはその気持ちをあまねく広げようという意図のネーミングです。

経済産業省支援の元、ラスティングフラワーの開発

✅ 今はどの様なお花の事業を展開していますか。

はい。最近はラスティングフラワー事業にも力を入れています。

フラワーショップを運営している中、当時ある時生徒さんからブライダルブーケ製作を依頼され、そのままブライダルブーケを長期的に残したいと相談され残すための保存方法を模索しました。押し花、ドライ、シリカ、プリザーブドあらゆる方法を体験しながら、一つ一つ確立していき、酸化防止、完全密封、の出来る3D額花を開発。その20年に及ぶアフターブーケの経験を基に、2017年経済産業省中小企業庁新ものづくり事業の採択を受け工場を作り、一年後量販体制ができました。

色々な花の種類一つづつ実証実験をし、その花の丁度良いテクスチャーになるようなポイントを見つけ、経過観察、フィードバックと研究を重ね、売り出してみるとプリザーブドフラワーとはずいぶん違うとのお声が有り、Soarフレシュ ラスティング フラワーと命名しました。

生花の50倍長持ちする “枯れない花”

✅ ラスティングフラワーはどれくらい長持ちしますか?

新感覚の新鮮さを持続させる花、まさに枯れない花と言えます。 生花の様に楽しめ生花の50倍以上長持ちします。(飾る環境で50倍以下の場合もあります)。22年前のお花が保存して今でも長持ちしているので、半永久的に残せるよね。と言えるかと思います。

その製法や薬剤もサスティナブルでまさにSDGsな花と言えます。SDGs17項目中8項目に該当し、身体に殆ど害のない高価な薬剤で製造していますので、お子様が触っても安心安全です。ラスティングフラワーとは、生花を薬剤加工して、生花のようなフワフワしっとりで、水もいらない、そのまま長く飾って置ける驚きの花です。

枯れない花 フレッシュ ラスティング フラワー 

経済損失1500億円のフラワーロスの解決に 

✅ ラスティングフラワーでどの様な社会貢献を考えていますか?

ラスティングフラワー事業を通して社会貢献を考えています。

皆さまにお願いしたいのはこの枯れない花の可能性にご賛同頂き、ラスティングフラワーが皆様に使われる身近な花になればと思います。そう願うのは、フラワーロスの問題を解決できると思うからです。
花の命は短くて、もちろん生花には生花の良さは有りますが、現在、全国の花屋さんの売れなくなったお花が、なんと30~40%廃棄されていてゴミ処理場で燃やされます。経済損失は年間1500億円です。世界中でと考えたら凄い損失です。そこで、これを回避する方策として2つ考えました。

1つは枯れない花屋さん。枯れない花屋さんはだれでも憧れの花屋さんになれる、ロスの無い100%収益化できる未来の花屋さんです。(棄てる必要はないので)

2つ目は大切な方から頂いた花を残したいと思った時に残すことが出来る、あなたのお花残せますプロジェクト。お花を残したいニーズが有っても、どこに頼んだら誰に聞いたら?分からないという状態で2.3日もすればその花は枯れてしまう。枯れればゴミになり燃やされCO2を排出されますから、カーボンニュートラルに貢献できるわけです。

代理店募集等で世界に枯れない花を展開

✅ ラスティングフラワーで今後どの様な活動を予定していますか?

そんなシーンが沢山ある中、想いでの花を残せる窓口になって頂ける代理店を募集し始めました。
この2つの事業が広がるとフラワーロス問題の解決ができます。それだけではなく、将来宇宙ステーションでお花を使うシーンにも、お水がいらない、生花より軽く耐久性があるこの花が重宝すると考えます。

皆さまにお願いしたいのはこの枯れない花の可能性にご賛同頂き機会が有れば世界中に拡げて行きたいです。

私はこのお仕事は “お役目”なんだろうなと思っています。ラスティングフラワーがより普及する事で、結果的に人のためになったりフラワーロスの解決に貢献できるのが嬉しいです。

中三川恵美さんと品川にて。

お話有り難うございました。大切な想い出の花を半永久に残す事で、世の中の多くの方の大切な想い出も永遠に残し続ける事が可能になる。そして更に地球環境を救う形になる。非常に社会の高いニーズがあるかと感じます。栃木県発の当事業を是非、世の中に広がっていく事を応援出来ればと思います。

中三川恵美さんのプロフィール

会社:有限会社 Arknet 代表取締役社長

会社住所:栃木県宇都宮市江曽島本町13-3

ウェブサイト:https://www.soarpreserved.com/

出身:栃木県 宇都宮市

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